スクリーンタイム・ブロックアプリ・ナグアプリを正直に比較した
先に結論を言うと、三つとも良いツールです。ただ人によって合うものが違う。「これが断然最高」と言い切る記事はたいてい、ほかを使っていないか、何かを売りたいだけです。だから三つを実際に使った基準で、誰に何が合うのかから分けていきます。
スクリーンタイム — もう入っているし、無料だ
iPhoneのスクリーンタイムとAndroidのデジタルウェルビーイングは最初から入っているので、別に何かをインストールする必要がありません。使用記録を見せて、アプリに時間制限をかけ、決めた時間帯にロックする。お金は一切かかりません。
ルールを決めたら守れる性格なら、ここで終わっていい。わざわざ別のアプリを入れなくても大丈夫です。弱点は一つ。「あと一分」がいつも隣にあって、パスコードを知っているのが本人だから、その気になればいつでも解除できます。
ブロックアプリ — もっと厳しく止めたいとき
スクリーンタイムの「あと一分」が緩すぎると感じたら、専門のブロックアプリに移ります。強制ロック、植物を育てる、ポイントを減らすといった、もっと強い仕掛けを乗せたものです。
確かにより強い。その分、反発も強い。強いブロックは一度破られたときに大きく崩れて、解除するたびに「やっぱり自分はダメだ」という無力感が積もります。ブロックアプリを入れては消してを繰り返しているなら、もっと強いブロックアプリは答えではない可能性が高い。
ナグアプリ — ブロックでダメだった人のためのもの
ナグアプリは前の二つとは出発点が違います。ブロックしない。代わりに、あなたが書いた目標・理由・ごほうびを覚えておいて、スマホを長く握ると、それを突きつけながらナグを送ります。
ブロック型が「このアプリ開けないよ」なら、ナグアプリは「これをやろうとしてたよね、今なにしてるの?」です。塞ぐ相手がいないから、破るものも、戦うものもない。ナグの声は母から冷徹なCEOまで八人の中から選びます。友達とつないで、お互いの使用時間を見てナグを残し合うこともできます。
だからあなたに合うのは
ルールをきちんと守る人ならスクリーンタイムで十分です。もっと強い壁が必要で、その壁を崩さない自信があるならブロックアプリが合います。
でもブロックを入れては消してを三回ほど繰り返したなら。塞がれるたびに「あと一分」を押して、結局ぜんぶ切ってしまったことがあるなら。それは意志が弱いのではなく、ブロックという方法があなたに合っていないということです。そういう人にはナグアプリのほうがいい。塞ぐ代わりに思い出させるから、崩す壁がないから。
いちばんいいのは実は併用です。スクリーンタイムで手を一拍遅らせて、ナグアプリでなぜ減らそうとしたのかを思い出す組み合わせ。塞ぐ仕掛けの上に思い出させる仕掛けを乗せると、どちらか一つだけより確実に長持ちします。ナグアプリはiPhoneもAndroidも両方使えます。
よくある質問
三つのうち一つだけ選ぶなら?
ルールを守れるほうなら、無料のスクリーンタイムから始めてください。ブロックを入れては消してを繰り返したならナグアプリが合います。ブロックという方法があなたに合っていなかったサインだからです。
スクリーンタイムとナグアプリを併用すると衝突しますか?
衝突しません。役割が違います。スクリーンタイムは手がアプリを開くのを遅らせる一次防衛線、ナグアプリはその瞬間に減らそうとした理由を思い出させる動機の仕掛けです。一緒に使うと互いを補い合います。
ナグアプリが本当にブロックより効果的だという根拠はありますか?
全員にそうだとは言いにくい。ただブロックは手だけ止めて動機に触れないので、塞がれた瞬間に言い訳が際限なく出てくるという限界がはっきりしています。ブロックを繰り返し消した人ほど、動機を突く方法が合います。