ナグアプリ

勉強中にスマホを遠ざける現実的な方法(受験生向け)

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「スマホを切って勉強しなよ」。その一言で止まる人なら、そもそも検索していません。机の上にスマホが伏せて置いてあると、画面が消えていても三十分に一度は手が伸びます。振動もしていないのに、わざわざ裏返して確認したり。問題は意志ではなく距離です。スマホが腕の長さの中にある限り、集中はずっと漏れ続けます。

だから順番が大事です。設定をいじる前に、まずスマホを目の前から片づけること。

第一に、物理的に遠ざける

いちばん単純で、いちばん強い。勉強を始めるときにスマホを別の部屋に置いてきてください。ワンルームなら玄関の靴箱の上、自習室ならカバンの奥。手を伸ばして届かない距離、立って歩かないと取れない距離をつくるのが肝心です。「十秒歩かなきゃ」という摩擦ひとつが、無意識に手を伸ばす動きを断ち切ります。

もっと確実にしたいなら、タイムロックボックスを使いましょう。フタを閉めて時間を合わせると、その間は開かない箱です。一時間にセットして入れておけば、開けたくても開けられません。千円台で買えます。

第二に、動かせないときは時間帯を締める

授業動画をスマホやタブレットで見なければならない人もいますよね。端末そのものを片づけられない状況です。そんなときはスクリーンタイム(iPhone)やデジタルウェルビーイング(Android)で、勉強の時間帯にダウンタイムをかけます。

夜七時から十一時までが勉強時間なら、その区間にダウンタイムを設定します。授業アプリとメモアプリだけを許可リストに入れて、あとは全部ロック。すると授業は動くのに、インスタ・YouTube・ゲームはグレーになって死にます。スクリーンタイムのパスコードは必ずかけてください。かけないと「今日は無視」を一回押して終わりです。

集中モード(フォーカス)を一緒に使うともっといい。「勉強」フォーカスをつくって、ホーム画面に授業アプリと辞書アプリだけ残し、ほかのアイコンをまるごと隠します。見えなければ手は伸びにくくなります。

第三に、勉強タイマーと結びつける

スマホをそのまま勉強の道具に変える手もあります。Forestのようなタイマーアプリを起動しておくと、その間スマホを触らないことが木や点数として記録されます。測られた瞬間に行動が変わります。「今日の集中時間4時間12分」が積み上がると、それを崩すのが惜しくてスマホを触らなくなるんです。

それでも手がスマホに向くとき

ここまで全部やっても、授業を流しながら別のことをする瞬間は来ます。講義は進んでいるのに、目は画面の隅の通知を見ていて、いつの間にか指は別のアプリを押している。ダウンタイムの許可リストに入れたアプリから抜け出すこともあります。設定は手を止めるだけで、「今それやってる場合か」という気持ちには触れません。

この瞬間は一言が効きます。「試験まであと30日、何やってんの」。誰かが横でこれをぴしゃりと指摘すると、手が止まります。ナグアプリはその位置を狙ったアプリです。最初に目標と試験のD-dayを書いておくと、スマホを長く握っているときにそれを思い出させて、小言を送ってきます。母親のように、ツンデレのルームメイトのように。片づける仕掛けと気づかせる仕掛けを並べて置いて、ようやく長続きします。

よくある質問

授業をスマホで見ないといけないのに、どうやってスマホを片づけるんですか?

端末そのものを片づけられない場合は、ダウンタイムで時間帯を締めるのが現実的です。勉強の時間帯に授業アプリとメモアプリだけを許可リストに入れて残りを全部ロックし、スクリーンタイムのパスコードまでかけておけば、授業は動きながらほかのアプリは塞がります。

タイムロックボックスまで買うべきですか?

意志ではどうにもならない人には効果がはっきり出ます。千円台で買えて、フタを閉めれば合わせた時間は開かないので「ちょっと確認」自体が不可能になります。別の部屋に置くだけで足りるなら、無理に買う必要はありません。

集中モードとダウンタイムを両方つけてもいいですか?

一緒に使うほうがいいです。ダウンタイムが時間帯でアプリをロックするのに対し、集中モードはホーム画面から勉強以外のアプリのアイコンを隠して目につかなくします。見えなければ手が伸びにくく、二つの仕掛けが互いを補い合います。

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